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学資保険はいくらかけて、いくらもらえるのか?

 2018/04/29 学資保険の豆知識   796 Views

子どもの教育資金の準備として学資保険を検討している方は、多いかと思います。

しかし実際のところ、教育資金がどのくらい必要になるかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。具体的には、「月々の保険料はどの程度で、いくらまで貯めるのか?」この設定に迷っているのではないかと思います。

そこは人によって違うという意見もあるかもしれませんが、やっぱり平均的な相場は知りたいですよね!

学資保険にいくらかけて、いくらもらえるのか?

調査結果を参考にして、みていきましょう。

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毎月いくらかける?月額平均はいくら?

学資保険は毎月いくらぐらいかければいいのでしょうか。

子どもの将来のことを考えるとできるだけ多く貯めていきたいかとは思いますが、学資保険は途中で解約してしまうとこれまでに支払った保険料よりも返ってくるお金が少なくなってしまうため、無理のないプランにする必要があります。

一般的には月に1万から1万5千円程度などと言われていますが、どのくらいの保険料が妥当なのでしょう。

月額平均は15,000円!

学資保険の額についてはいろいろとアンケート調査が行われているようですが、ソニー生命の「子どもの教育資金に関する調査2018」では子どもの進学費用のための備えとして、一人あたり月々0円という回答が29.3%ともっとも多く、ついで多いのが10,000円~14,999円で19.2%、30,000円以上で15.6%、20,000円~29,999円で15.2%という結果がでています。

1ヶ月あたりの平均支出額としては15,437円ということです。

やはり目安としては、1万円から1万5千円程度と考える方が実際多いようですね。

3万円以上も意外と多い!

意外なのが進学費の備えとして3万円以上と回答している方の多さです。2017年の調査では9.9%だったところが5.7ポイント上昇していて15.6%もいらっしゃるといいます。月3万円、というと、18年払い込んだ場合には650万円程度となり私立の理系大学にも対応できる額です。

学資保険のほうが銀行に預けるより利率がいいということで貯金感覚で選んでいる方や、また最終的な満期金は払込期間によっても違ってくるためお金があまりかからないうちに短期払込でがんばるという方もなかにはいらっしゃるかもしれませんね。

ただし高額な保険料はすでにまとまった資金のある方や支払能力のある方にはいいかもしれませんが、保険料は毎月どれだけ支払うことができるかが重要ですので前述したように長期間支払いが可能な無理のない額に設定しましょう。

なお、この調査は2017年11月に大学生以下の子どもがいる20~59歳の男女に対してソニー生命がリサーチしたものです。2017年は多くの保険会社で保険料の値上げにともない返戻率が低下し、元本割れの会社も多く出ましたから、来年の調査ではまた違った結果になってくるのではないでしょうか。

いくらかけて、いくらもらえるプランがいいの?

毎月いくらかけられるかもそうですが、最終的にいくらもらえるかもやはり大事ですよね。子どもの教育資金として、最終的にいつまでにいくら貯めるのかということを決める必要があります。

保険料は返戻率によっても多少違ってきますが、もし0歳加入、返戻率100%(受取総額と同額)という場合には月々の保険料と払込期間の違いによって次のような満期金額となります。

月払保険料 払込期間
18歳払込 15歳払込 10歳払込
1万円 216万円 180万円 120万円
1万5千円 324万円 270万円 180万円
2万円 432万円 360万円 240万円
2万5千円 540万円 450万円 300万円
3万円 648万円 540万円 360万円

ニッセイやソニー生命ですと2018年4月現在、払込期間18歳まででも返戻率が104%程度ありますので同じ保険料でも受取総額はこれより少し多くなります。

大学入学費用として「月1万円で200万円~」

初年度学費の平均は130万円

文部科学省の「平成28年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」によりますと、私立大学の学生の場合、初年度の授業料や入学料、施設設備費などといった学費は平均130万円程度となります。

その程度なの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、かかるお金はこれだけではありません。

  • 受験料や受験にかかる諸費用
  • 一人暮らしを始めるための費用

などなど…また、学費は理系だともっとかかるなど学部によっても違いがありますし、その他雑費がかかることも考えますと、入学準備の費用としてはやはり200万、余裕を持って300万円はあると安心でしょう。

そうなると、やはり月1万円~1万5千円の18歳払込が妥当なラインだということがわかります。

前述のアンケート結果でもやはり1万円~1万5千円が多いということでしたが、口コミをみてもやはりこの価格帯のご家庭は多いようです。入学費用に対応でき、かつ途中解約しなくて済む支払い額ということでこの額に設定されるご家庭がやはり多いようですね。

入学準備以降は学資保険以外で対策を

しかし200万ですと入学準備以降は足りません。実際、受験費用や初年度入学金等で満期金 200万円すぐに使い切ったという方も少なくありません。
この場合、入学準備以降については

  • 別に貯金もして貯める
  • 児童手当をそっくり貯める
  • 奨学金を借りる

などの対策で乗り切る方が多いようです。

4年間の学費なら「月2万5千円で540万円」

大学4年間の費用をすべて準備しておきたいという場合には、前述のとおり200万~300万ですと私立大学では足りません。

大学4年間の学費と諸費用

大学4年間にかかる学費は、エラー! ハイパーリンクの参照に誤りがあります。でも書いていますが、私立文系の場合でだいたい390万円、私立理系の場合で530万円ほどになります。さらに、一人暮らしをはじめる費用の平均は37万円、仕送り額の平均は年間93.0万円です。

大学4年間(自宅) 大学4年間(自宅外)
国公立 約244万円 約650万円
私立文系 約390万円 約800万円
私立理系 約530万円 約940万円

※大学は「入学金+年間授業料+施設設備費等」
※下宿は「自宅外通学を始めるための費用+仕送り費用」
文部科学省「平成28年 国公私立大学の授業料等の推移」
文部科学省「平成28年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」
(株)日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(平成28年度)」から計算

正直、すべてを学資保険で用意するとなると月々の保険料の高さに途中解約するリスクが高くなりますのでおすすめできませんが、もし4年分の学費として400~500万円用意するのであれば、月2万円~2万5千円の18歳払込、もしくは2万5千円~3万円の15歳払込というプランになってくるでしょう。

意外とかかる大学受験費用

大学入学後の費用ばかりに目がいってしまいがちですが、実はその前、大学受験の費用も意外とかかります。

〈検定料〉

センター試験は廃止になりますから金額は変わるかと思いますが、国公立の場合、現在センター試験3教科以上の場合18,000円、2次試験で平均17,000円かかります。私立大学一般入試の場合は35,000円です。受験生の平均受験学校数は4~6なので、国公立志望の場合にはセンターと2次合わせて35,000円、滑り止めの私立を3~5校受けると考えると合計14万円~21万円かかる計算になります。

〈入学金〉

第一志望の大学の結果が出るのが遅い場合、滑り止めの大学に入学金を納めなければならないスケジュールになることもあります。入学金は私立大平均で25万円程度ですが、大学によっては入学金プラス授業料の支払いも必要なところもありますので、二重払いにならないような受験スケジュールの検討が必要です。

〈交通費・宿泊費〉

遠方の大学を受験する場合には、交通費や宿泊費が必要になります。とくに飛行機や新幹線を利用の場合にはかなりの出費になりますね。たとえば大阪→東京の大学を受験という場合、新幹線の往復料金は30,000円程度、ホテル代は1泊5,000円~10,000円です。受験する学校数の分かかってきますし、試験の日程によっては長期間滞在することも。さらに、保護者が同伴する場合には2倍のお金がかかります。

月々5,000円でも可能?

赤ちゃんが生まれると、オムツやミルク代、洋服代やその他もろもろいままでかからなかった出費が増えます。そんななか、相場に合わせて無理をして学資保険に入っても、今後さらに育児費の負担は大きくなりせっかくの学資保険も途中で解約なんてことも。

しかし、子どものための教育資金は少しでも用意しておきたいですよね。一番重要なのは、払込満了まで毎月確実に払える額で契約することです。月々5,000円の掛金ですと、返戻率100%18歳払込ならおよそ100万円貯まる計算になります。

実際、ソニー生命などの学資保険では、月々5,000円からの積立も可能です。

月払保険料5,000円台から加入可能な学資保険

保険会社 商品名 受取総額
アフラック 夢みるこどもの学資保険 120万円~可能
かんぽ生命 はじめのかんぽ 「大学入学時」の学資金準備コース 50万円~可能
「小・中・高+大学入学時」
の学資金準備コース
50万円~可能
「大学入学時+在学中」の学資金準備コース 50万円~可能
JA共済 こども共済 学資応援隊 50万円~可能
にじ 50万円~可能
えがお 50万円~可能
ソニー生命 学資保険スクエア Ⅱ型 50万円~可能
学資保険スクエア Ⅲ型 50万円~可能

各社、保障内容や返戻率の違いがありますので、月々5,000円かけても100万円戻ってこない商品もなかにはありますから、支払い可能な保険のなかからぴったりあったプランを検討してみてください。

いくら増える?

2017年4月の保険料の改定により現在は利率が悪くなってしまっている学資保険ですが、元本割れしないものもまだまだあります。

それでは支払った保険料に対して、いまの返戻率でいくら増えるのでしょうか?

学資保険の月額平均とされる1万5千円を18歳まで(いちばんばん長い払込期間)毎月かけた場合の満期金、300万円の場合で算出してみます。

【条件】契約者:30歳男性/被保険者(子ども)0歳/受取総額:300万円/払込期間:18歳/

保険会社 商品名 返戻率 総支払保険料 差額
明治安田生命 つみたて学資(15歳払込) 104.1% 2,879,100円 +120,900円
日本生命 ニッセイ学資保険 104.0% 2,883,600円 +116,400円
ソニー生命 学資保険スクエア Ⅲ型 103.8% 2,888,784円 +111,216円
ソニー生命 学資保険スクエア Ⅱ型 101.9% 2,941,920円 +58,080円
JA共済 学資応援隊 100.4% 2,987,928円 +12,072円

ここにあげたのは一部ですが、返戻率104%ですとこの条件でだいたい10万円強のプラスになるようです。

払込方法で返戻率アップ

もちろん短期払込や年払にすることでもっと返戻率をあげることはできます。

ソニー生命のスクエアⅢ型は2018年4月現在、18歳払込ですと103.8%となっていますが、10年払込なら107.2%、さらにそれを年払にすると108.0%の返戻率となり、支払総額は2,776,200円で22万円ほどのプラスとなります。

まとめ

学資保険はいくらかけていくらもらうのか。

結論としては、1万円~1万5千円かけている方が多く、18歳まで払込で200万円~300万円もらうプランが一般的ということが言えそうです。

しかしこれはあくまでも一般論です。

学資保険に加入するときまず大事なのは繰り返しますが払込満了まで毎月確実に払い続けられることです。無理な額をかけて家計が破綻してしまっては困りますし、途中で解約してしまうと、保障がなくなってしまうだけでなく戻ってくるお金が払った掛金よりも少なくなって損してしまいます。

とくに子どもが小さいうちはまだいいですが、中学高校と進むにつれて出費も多くなり貯金をすることも難しくなってきます。

相場は相場として知っておいて、じゃあ自分たちはいくらなら払い続けられるか?足りない部分は今後どういう風にしていこうか?考えておくことが重要なのではないでしょうか。

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